沖縄地方気象情報サンプル
1つ古い情報
1つ新しい情報
平成23年台風第9号に関する沖縄地方気象情報 第37号
平成23年8月6日16時35分 沖縄気象台発表
(見出し)
沖縄地方は、台風第9号の暴風域から抜けましたが、海上では大しけの状態が続いています。また、沖縄本島地方では、これまでの大雨で土砂災害の危険度が非常に高まっている地域があります。土砂災害や高波に警戒してください。
(本文)
[台風の現況]
強い台風第9号は、6日15時には東シナ海の北緯28度25分、東経125度10分にあって、1時間におよそ20キロの速さで北西へ進んでいます。中心の気圧は960ヘクトパスカル中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで中心から半径190キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。また、中心の南東側560キロ以内と北西側410キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。
[今後の予想]
強い台風第9号は、久米島の北西の海上を北北西に進み、沖縄地方から遠ざかる見込みです。
[防災事項]
<強風>
台風第9号は沖縄地方から遠ざかる見込みで、風は次第に弱まりますが、先島諸島では6日いっぱい、沖縄本島地方では7日にかけて強風に注意が必要です。
予想される最大風速 6日 7日
沖縄本島地方 20メートル 15メートル
先島諸島 15メートル 13メートル
<大雨・雷・突風>
沖縄本島地方の本島北部を中心に記録的な大雨となっています。現在でも本部町謝花、名護市宮里、東村平良、沖縄市胡屋の24時間雨量は、これまでの観測記録を大幅に上回っています。特に本部町謝花では、降り始めからの雨量が年間降水量の3分の1に相当する700ミリを超えています。また、6日夕方までは、久米島で1時間に50ミリの非常に激しい雨の降るおそれがあり、本島中南部と本島北部でも1時間40ミリの激しい雨が降る見込みです。24時間に予想される雨量(6日18時から7日18時まで、多い所で)
沖縄本島地方 100ミリ
沖縄本島地方は、これまでの大雨で土砂災害の危険度が非常に高まっている地域がありますので、土砂災害に警戒してください。また、沖縄本島地方では6日夜遅くまでは落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
<高波>
沖縄本島地方では、うねりを伴って大しけとなっています。大しけの状態は7日にかけて続く見込みですので、引き続き高波に警戒してください。
予想される波の高さ 6日 7日
沖縄本島地方 8メートル 6メートル
先島諸島・大東島地方 5メートル 4メートル
今後の台風情報に留意してください。
次の情報は、6日19時30分頃に発表する予定です。
戻る
サンプルトップページへ戻る
IMOC Co,.Ltd.