沖縄地方気象情報サンプル
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平成23年台風第9号に関する沖縄地方気象情報 第36号
平成23年8月6日13時41分 沖縄気象台発表
(見出し)
台風第9号は沖縄本島地方から離れる見込みですが、久米島では6日夕方までは暴風に警戒してください。また、沖縄本島地方の多くの市町村では、大雨の影響で土砂災害の危険度が高くなっています。引き続き暴風や土砂災害に厳重に警戒してください。
(本文)
[台風の現況]
 強い台風第9号は、6日12時には久米島の北北西約210キロの北緯27度55分、東経125度40分にあって、1時間におよそ20キロの速さで北北西へ進んでいます。中心の気圧は955ヘクトパスカル中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は55メートルで中心の南東側220キロ以内と北西側190キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。また、中心の南東側560キロ以内と北西側410キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。
[今後の予想]
 強い台風第9号は、久米島の北北西の海上を速度を速めて北西に進み、沖縄地方から次第に離れる見込みです。
[防災事項]
<暴風・強風>
 台風第9号は動きが早くなり、沖縄本島地方から次第に離れる見込みですが、久米島では6日夕方までは暴風となる見込みですので、引き続き暴風に警戒してください。本島中南部と本島北部は台風の暴風域から抜けましたが、風速20メートル以上の非常に強い風吹いていますので、引き続き強風に注意が必要です。なお、本島中南部と本島北部の暴風警報を解除しました。また、沖縄本島地方の多くの市町村では、大雨の影響で土砂災害の危険度が高くなっています。引き続き土砂災害に厳重に警戒してください。
予想される最大風速 6日     7日
本島中南部     23メートル 15メートル
本島北部      23メートル 15メートル
久米島       25メートル 15メートル
先島諸島      18メートル 13メートル
<大雨・雷・突風>
 沖縄本島地方の本島北部を中心に記録的な大雨となっており、本部町謝花、名護市宮里、東村平良、沖縄市呉屋では、24時間雨量がこれまでの観測記録を大幅に上回っています。特に本部町謝花では、降り始めからの雨量が年間降水量の3分の1に相当する700ミリを超えています。6日夕方までは沖縄本島地方の久米島では1時間に70ミリ、本島中南部と本島北部では1時間に50ミリを超える非常に激しい雨の降るおそれがあります。6日13時00分までの24時間雨量
本部町謝花  578.5ミリ
東村平良   281.0ミリ
名護市宮里  383.5ミリ
沖縄市呉屋  367.0ミリ24時間に予想される雨量(6日15時から7日15時まで、多い所で)
沖縄本島地方    150ミリ
 沖縄本島地方の多くの市町村では、大雨の影響で土砂災害の危険度が高くなっています。引き続き土砂災害に警戒してください。また、沖縄本島地方では6日夜遅くまで、八重山地方では夕方までは竜巻などの激しい突風に注意してください。
<高波>
 沖縄本島地方と先島諸島では、うねりを伴って大しけとなっています。大しけの状態は、先島諸島では6日、沖縄本島地方では7日にかけて続く見込みですので、引き続き高波に警戒してください。
予想される波の高さ 6日      7日
沖縄本島地方    8メートル  6メートル
先島諸島      6メートル  5メートル
大東島地方     5メートル  4メートル
<高潮>
 沖縄本島地方では
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