関東甲信地方気象情報サンプル
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発達する熱帯低気圧に関する関東甲信地方気象情報 第1号
平成23年8月3日17時01分 気象庁予報部発表
(見出し)
父島の北東約370キロにある熱帯低気圧が北西に進み、今後24時間以内に台風に発達する見込みです。このため、伊豆諸島南部では4日から風が強まるでしょう。また、伊豆諸島では5日にかけてうねりを伴って波の高い状態が続く見込みです。
(本文)
[熱帯低気圧の現況]
3日15時の観測によると、熱帯低気圧が父島の北東約370キロの北緯29度00分、東経145度20分にあって、1時間におよそ20キロの速さで北西へ進んでいます。中心の気圧は1008ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートルとなっています。
[熱帯低気圧の今後の予想]
熱帯低気圧の中心は、12時間後の4日3時には父島の北北東約280キロの北緯29度20分、東経143度35分を中心とする半径150キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は1008ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートルが予想されます。
熱帯低気圧はその後台風となる見込みで、その中心は、24時間後の4日15時には父島の北約280キロの北緯29度35分、東経141度40分を中心とする半径220キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は1004ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルが予想されます。
なお、熱帯低気圧や台風の中心が予報円に入る確率は70%です。
[防災事項]
伊豆諸島南部では4日から5日にかけて、風速15メートル以上の強い風の吹くおそれがあります。
4日から5日にかけて予想される最大風速は、
伊豆諸島南部 南東のち南の風 15メートルに達する見込みです。
伊豆諸島では、5日にかけて波の高い状態が続く見込みです。
5日にかけて予想される波の高さは、
伊豆諸島 3メートル
強風や高波に注意してください。
[補足事項]
今後、熱帯低気圧の情報や地元気象台の発表する注意報、気象情報に留意して下さい。
次の「発達する熱帯低気圧に関する関東甲信地方気象情報」は4日06時頃に発表する予定です。
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