関東甲信地方気象情報サンプル
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発達する熱帯低気圧に関する関東甲信地方気象情報 第2号
平成23年8月4日05時45分 気象庁予報部発表
(見出し)
八丈島の南東約350キロにある熱帯低気圧が西北西に進み、今後24時間以内に台風に発達するおそれがあります。このため、伊豆諸島南部では4日夜から風が強まるでしょう。また、伊豆諸島では5日にかけてうねりを伴って波の高い状態が続く見込みです。
(本文)
[熱帯低気圧の現況]
 4日3時の観測によると、熱帯低気圧が八丈島の南東約350キロの北緯30度55分、東経142度25分にあって、1時間におよそ30キロの速さで西北西へ進んでいます。
 中心の気圧は1008ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートルとなっています。
[熱帯低気圧の今後の予想]
 熱帯低気圧の中心は、12時間後の4日15時には八丈島の南東約150キロの、北緯32度05分、東経140度50分を中心とする半径150キロの円内に達する見込みです。
 中心の気圧は1006ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートルが予想されます。
 熱帯低気圧はその後台風となる見込みで、その中心は、24時間後の5日3時には御前崎の南南東約160キロの北緯33度20分、東経138度50分を中心とする半径220キロの円内に達する見込みです。
 中心の気圧は1004ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルが予想されます。
 なお、熱帯低気圧や台風の中心が予報円に入る確率は70%です。
[防災事項]
 伊豆諸島南部では4日夜から5日にかけて、風速15メートル以上の強い東風の吹くおそれがあります。
 また、伊豆諸島では、5日にかけてうねりを伴い波の高い状態が続くでしょう。予想される波の高さは、3メートルの見込みです。
  
 強風や高波に注意してください。
[補足事項]
 今後、熱帯低気圧の情報や地元気象台の発表する注意報、気象情報に留意して下さい。
 次の「発達する熱帯低気圧に関する関東甲信地方気象情報」は4日17時頃に発表する予定です。
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