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平成23年 台風第9号に関する情報 第114号
平成23年8月6日16時24分 気象庁予報部発表
(見出し)
沖縄地方は、台風第9号の暴風域から抜けましたが、海上は大しけの状態が続いています。また、沖縄本島地方では、記録的な大雨により土砂災害の危険度が高まっています。土砂災害、高波に厳重に警戒してください。奄美地方や九州の西海上でも、7日にかけて高波に警戒が必要です。
(本文)
[台風の現況]
 強い台風第9号は、6日15時には東シナ海にあって、1時間におよそ20キロの速さで北西へ進んでいます。中心の気圧は960ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで、中心から半径190キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。
[台風の今後の予想]
 強い台風第9号は、引き続き、東シナ海を北上し、沖縄地方から離れる見込みです。
[防災事項]
<大雨>
 沖縄本島地方では、6日夕方までは1時間50ミリの非常に激しい雨の降るおそれがあります。これまでの記録的な大雨により、土砂災害の危険度が高まっている所がありますので、引き続き、土砂災害には厳重に警戒してください。
 また、九州南部や九州北部地方では、台風周辺の湿った空気が流れ込むため、7日にかけて断続的に1時間に30ミリから40ミリの激しい雨の降るおそれがあります。土砂災害に警戒し、低地の浸水、河川の増水に注意して下さい。
 7日18時までの24時間に予想される雨量は、いずれも多い所で、
  九州南部         120ミリ
  沖縄地方、九州北部地方  100ミリ
 <高波・強風>
 沖縄本島地方や奄美地方では6日夜遅くにかけて、九州の西海上では6日夜遅くから7日にかけて非常に強い風が吹き、7日にかけて大しけの状態が続くでしょう。
 7日にかけて予想される最大風速は、
  沖縄本島地方、奄美地方、九州北部地方  20メートル
 7日にかけて予想される波の高さは、
  沖縄本島地方               8メートル
  奄美地方、九州南部、九州北部地方     7メートルの見込みです。
 引き続き、高波に警戒し、強風にも注意してください。
 
 なお、台風から離れた西日本から東日本にかけての太平洋側でも、台風からのうねりが入るため、高波に注意してください。
[補足事項]
 台風第9号に関する情報(総合情報)は、これで終わりますが、地元気象台が発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。
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